君が笑えば

いのちに【その他大勢】なんて、無い。

習い事

とある習い事を開始した。
ただし全くの初心者ではなく、20数年前に少々齧っていたものだ。
終了後、コーヒーをがぶ飲みしながら過ぎ去った歳月を思った。
まず何といっても

「覚えるの、遅っ!」

当時習った事もやりながら徐々に思い出したものの、思うように身体が対応してくれない。
ただでさえ緊張せざるを得ない状況の中*1、冷や汗かきかき励んだ。
「習い事はいつから始めても、遅いという事は無い」
とは言うものの、やはり若いうちから手をつけた方がより吸収し易いんじゃないかしら?と。
肉体の衰えをひしひしと痛感したひと時。
とはいえ喜美おばあちゃんのように、愉しく取り組んでいけたらなと思う。
長~いお付き合いになる気配むんむんだし。

そもそも、子どもの頃から人に物を教わる事が大の苦手だった。
否。
習う事や倣う事が、と言うべきか。
教科書通りに先生や皆と同じ事を強いられるのが苦痛だった。
例えば音楽なら、理論を学んでいる途中に突如メロディが浮かんできて、それを再現してみたいという欲求で頭がいっぱいになってしまっていた。
初めての合唱曲の練習でも、先生が弾くまでも無く譜面を見た段階でメロディを覚えてしまい、唄いたくなったり。
やりたい事と儘ならない現実に悩み続け、今まで習い事が長続きした記憶が無い。
結局のところ、趣味も仕事も独学が向いているらしい。
興味を持った事で自由に取り組める環境があれば、すんなり覚えられる自信がある。
【好きこそ物の上手なれ】というやつ、なんだろう。
今回もある程度まで覚えたら、自宅でせこせこ続けるつもりだ。

現実、今の仕事や人間関係においても自分を抑えている部分がある。
だからこそ、自分の心の支えはたくさん作っておきたい。
私が私のままで居られる時間や空間や人たち。
そのひとつがまた増えた一日となった。

*1:特性上初対面の人も含め、環境の変化に弱い。