Love Letter ver.2

アラフィフ間近の発達障害者が綴る、見たまま・感じたままの記録

付いたあだ名は、特攻隊長。

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先日、闘病を続けていた父親が亡くなった。

私はきょうだいが居ないので、喪った悲しみ以上に

「ひとりで生きていく」

がいよいよ現実味を帯びてきた事を実感している。

経済的にも人の繋がり的にも、今のところ何の後ろ盾も無い。

しかし障がい者とはいえ就労可能な体調である限り、まともな支援は望めない。

そこで考えるのは、おそらく一般の方と同じかと思うのだけど

「働けなくなった時の事を考えて、少しでも蓄えを」。

そこで以前から疑問に思っていた事もあり、障がい者雇用での正社員登用・給与アップについて調べてみた。

メディアで取り上げられがちなのは一般社員と同じ仕事をさせて(これも大事。いつまでたっても障がい者用の仕事だけだとやる気upに繋がらない)、かつ昇給あり!正社員登用可能性あり!な企業。

せめて、非正規であっても会社都合で切られるとか無しに永く努められれば。

 

・・・現時点で辛うじて叶えられそうなのは、最後のくだりだけなんだよな。

ってか。

障がい者でなくても、ある程度永い事働いていると待遇upを期待するのは当然では。

それ以前に

障がい者本人もご家族も周囲の支援者も、今に至るまでこの事に関して誰も、何の疑いも無く受け入れているんだろうか。

そもそも。

障がい者=一律に能力劣ってる=最低待遇・専用の仕事切り出しでオールオッケー!】って。

 れっきとした差別じゃないか。

特性のみならず、能力にも個人差はあるっつうの(怒)

 

障がい者雇用の待遇の酷さについて、母親と話し合う。

私「まさかとは思うんだけど・・・障がい者って一律に短命だと思われてる?」

母「今は治療も薬も良くなってるから昔よりは・・・」

私「あともしかして、【経済的に裕福で親やきょうだいも本人を末永くサポートしてくれて】という前提で障がい者雇用が設定されてるのかなあ」

母「今は親もきょうだいも自分らの生活がやれやっと、な家庭も多いと思うよ」

私「今の実情にそぐわないよね」

 

もちろん企業側の言い分も、障がい者を働かせるよう仕向けた政府の意図もよーく分かる。

効率化・コスト削減をうつくしい事として捉えるなら、障がい者雇用は真逆だもんね(これは誤解もある。中には支援をほとんど必要とせず働ける人もいる)。

政府にしてみたら、財源のために是が非でも障がい者にかかる支出を減らしたいだろうし(これも言いがかり。今の使い途が変なだけで、財源が無い訳が無い)。

 

で。

過去、就労支援に関わる複数の人に聞いてみた事がある。

「精神手帳持ちは(企業側に)名乗っただけで門前払い食らうし、でも年金だけでは到底生活できないですよね。これは最悪、生活保護受けても致し方ないと思うんです。でも受けようとすると『仕事探せ』ってオチになりますよね?結局私のような人間はどうやって生きていけばいいんでしょう」

流石に誰もが、ぴたりと口を閉ざしてしまった。

これは障害者差別解消法が決まろうとする頃の話で、今はあからさまに差別されはしないはずだし、何より来年、精神障がい者雇用も本格化される(はず)。

当時の差別エピソードは何個かあるのだが、流石にこれはマズイ内容ゆえ割愛する。

それはもう、酷いものだった。

ともあれ、この波に乗って障がい種別問わず待遇改善を期待・・・するのは今の景気からしても厳しいだろう。

大体人件費削減を良き事として捉える風潮が続く限り、景気回復は無いと思う。

もらえるものが少なければ、そりゃあ出す訳も無い(当たり前だ)。

無い袖は振れません。まる。

 

うっすらと結婚願望が現れ始めた頃(当時の彼の事も意識しつつ)

障がい者だけど、家計を支えるために私も働いて当然!ゆくゆくは一般の人と同じ待遇で働いて稼ぐんだ!」

と、息巻いていたものだった。

あれから数年。

変わったのは法律だけで、現状の酷さはなーんにも変わっていない。

発達障がいの診断を受けた瞬間に続き、二度目の

/(^o^)\オワタ

という顔文字が脳裏に浮かんでいる今日この頃。

「一般雇用よりは永く勤めさせてもらえる可能性がありますから・・・」

無遅刻無欠勤で孤軍奮闘を続ける私にとって、せめてもの救いがこれとは(涙)

おまけに【精神手帳持ち=欠勤多い→早期離職者多い】という新たなるダークなイメージが蔓延しているようで、私が休まず働くのは、それを払拭して良い事例を作りたいという理由もある。

これもいつも言っているのだけど、後に続く人たちに、当時の私のような思いをさせたくないから。

法律が出来た事で表立ってはいないものの、就労における差別意識は無くなってはいないと思う。

障がい種別、もっと言うなら障がいの有無問わず、皆が平等に働ける世の中となるように、まだまだ私も頑張りたい。

 

ので。

父親の事があってストップしていた就活、来月から再開の方向。

条件次第ではIターンも辞さない構えである。

願わくば、奇特な(素敵な)経営者さんがこのブログを見てピーン!ときて

「ひとまずまともに勤め上げてくれそうだし、こいつ雇ってみようかなー」

と連絡してきてくれないかな、とか。

そんな訳無いよな・・・(当然)。

こちらも頑張らないと。