Love Letter ver.2

アラフィフ間近の発達障害者が綴る、見たまま・感じたままの記録

『Love Letter』と筆者のトリセツ

今週のお題「自己紹介」

 

二十歳の原点 (新潮文庫)

 

熊本の長崎書店さんで偶然見つけて購入した本。

手に取るのはかれこれ20年ぶり。

当時色々あって2度目の1回生となった際、お世話になった先生に

「あなたのようにドロップアウトした人に、とても参考になる本だと思う」

と勧められて熟読していた。

今改めて読み返すと、決して万人受けの内容ではないと思う。

生き方や心のありようにもがき苦しんだ後、少し冷静になって模索を始めた人が読むと良さそうな感じ。

賛否両論なレビューになるのも頷ける。

「何でそんな事で悩んで、挙句に死を選んでしまったの?」

そりゃそうなんだけど。

でもこれも、前回の記事で書いたように人それぞれだと思うのだ。

生まれ育った環境も、それに対する当人の受け取り方も、それを受けての周囲の受け取り方も。

嫌な人や出来事に遭遇して、上手くスルー出来る人もいればまるごと受け止めて悩み苦しむ人だっている。

無論私は後者で、悩み苦しみ体調悪化した挙句に自死を図るまで追い込んでしまった。

ここまで這い上がるまで20年以上かかった。

とは言っても

「この酷い生育歴への恨みで誰かに手をかけてもおかしくない状態だったのに、法に触れる行為には全く及ばんかったもんねえ。よく辛抱したわ~」

と周囲の人と真面目に(?)語り合ったり。

あと、死のうと思い夜通し知らない街を歩き回った末、白に染まった空の端から太陽が昇ってくるのを目の当たりにし、ひどく心を打たれて思い留まったり。

といったエピソードを滔々と語ったところで、おそらく大多数と思われる【スルー出来る人】や【真っ当な生育歴の人】からは

「ふーん」

で終わるか、ドン引きされるかのいずれかだろう。

 

こんなネガティヴの海からポジティヴの粒を必死で拾い集めながら生きている人間が、せこせこ書いております。

ダメージも受けやすいけど、褒められるのも未だに居心地悪く感じてしまう。

これからも色んな人、特に自分と考えや生き方が異なる人と関わっていきたい。

いつも書いているけど、人生後半に突入しても学ぶ事はまだまだたくさんあると思うから。

 

それにしても。

【超個人的な内容の文を、実在する特定の人に向けて書く】

という意図で始めたこのブログ(もちろんその時々で対象は変えている)。

『Love Letter』なのに甘い要素が無く、むしろネガティヴで辛辣な言葉をこれでもかと並べ立てている気もする。

そもそもいちばん最初にはてなダイアリーを始めた時は、他の当事者さんと同じく

発達障害と二次症状について理解してもらいたい」

という一心だった。

ところが診断を受け、他の障がい者さんも含めたくさんの人と関わるようになって徐々にテーマが変わってきた。

発達障害云々以前に、障がい者の実像がほとんど認知されていないのでは」

と思うようになった。

障がい者だって、みんなとおんなじだよ」

特性や症状と向き合う姿、社会と向き合い続ける姿、日々思うこと。

もちろん欲求もあるし、悩み苦しむ事も、嬉しい事もある。

以前どこかの掲示板で

アスペルガーは性欲が強い」

とか書かれていて、ムカッとした事がある。

当時の私は、聴覚以外にも触覚の過敏さがあった。

同性からのスキンシップも拒絶するほどだったので、男性とのお付き合いからその先、どころの話ではない。

その事もきっかけになり、一方的な理解と支援を訴えるより、そのままの自分を見てもらった方がいいのではないか?と考えるようになった。

健常者の社会に身を投じてみて感じたことをつぶさに書き記していこう。

特性や人間関係での困難に向き合う姿も、余すところ無く。

 

障がい者も、みんなとおんなじ。

見た目も生き方も心のありようも人それぞれ、なのもおんなじ。

『みんなちがって みんないい』

はずなのに。

なんで枠組みとか縛りを作ろうとするのかな。

右ならえにならなくちゃいけないのかな。

障がい者のみならず、人々の意識も含めて社会全体がバリアフリーになっていきますように。

いや、していかなくちゃ!と思いながら。

 

「どんな姿かたちでどんな性格であっても、その時の家庭環境が厳しいものであったとしても、あなたの許に降ろされたいのちを、めいっぱい愛してあげてください」

 

これも、今後も訴え続けていきたいことのひとつ。

前回も書いたけれど、人としての基盤づくりはとても大切だから。

子どもの頃に愛されて育った人ほど、丁寧に人を愛する事が出来るという話を耳にした事があるけど、本当にそう思う。

不惑にして、未だに人を愛する事に右往左往している自分の現状も鑑みつつ(涙)

 

今回も長くなってしまった。

スマホだとすごく読みづらいだろうなー、とつくづく思う・・・。

 

ちなみに。

文章がネガティヴで辛辣な分、写真に意味を込めていたりする。

Twitterでいえば、お気に入り欄。

本来のラブレターに綴られる言葉は、伝えたい人に面と向かって伝えるに限る(当然)。

相変わらず後ずさりしがちな現状だけど、気持ちは、ちゃんと。