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Love Letter ver.2

アラフィフ間近・しかし美魔女には程遠い発達障害者の日常と思う事など。

言葉が硬直する

「言葉が出てこない」

と、物心ついた頃から事ある毎に身内や(数少ない)気心知れた人に漏らしていた。

うつ病を患って約20年、発達障害の診断を受けて間もなく8年。

それ以前、少なくとも小学3年あたりから悩まされていたのが【敏感過ぎる】事。

 

以前「読書感想文が嫌いで、何も書かずにいたら先生にこっぴどく叱られた」という話を書いたように思う。

元々文章を書く事は大好きで、熱心に日記や「おはなし」を書き綴っていた。

ところが「人に見られる・評価される」前提で机に向かわされると、ピタリと手が止まってしまう。

頭の中ではたくさんの考えを巡らせているのに、言葉となって出てこない。

これは他の教科でも同じで、たとえ「自由に描いてください」と言われても上手く表現できず、不本意な出来具合で終わってしまう。

今の学校の状況は分からないけど、当時は「皆で同じ事に取り組み、同じ結果を出して当たり前」みたいな風潮だった。

「一人だけ出来ないのはおかしい。問題だ」

と、アスペルガーの特性も含めて母親共々叩かれていたらしい(母親談。私自身は小学校1~3年の記憶がごっそり抜けている。ちなみに当時は発達障害はおろか、自閉症も知る人ぞ知る診断名であり症状だった)。

 

こんな風に、言葉について苦労続きなのにも関わらず、中学の頃ラジオ番組にメッセージを送る暴挙をやらかした。

メールなんてものは無いので、電話で。

当時から独特な言葉遣い(だったらしい)で同級生に散々笑われていたのに、よくやったなと思う。

そのメッセージは見事に読まれた、が。

本来なら「やったー」となるところがなぜか、疲労感と共に酷く落ち込んだのである。

自分の言葉や思考を「公の場で、人に見せる」事に抵抗と恐怖感を抱き続けていたんだろうと思う。

 

これは例えば、面接の時も然り。

この本↓

 

「敏感すぎる自分」を好きになれる本

 

に出てくる面接のエピソードと全く同じ経験をしている。

発達障害共々、HSPがもっと早くに日本でも知られていたらとつくづく思う。

 

家庭の事情で一人ぼっちでいる事が多く、幼少期から本とラジオとぬいぐるみに囲まれて過ごしていた。

ラジオは元々大好きで、曲のリクエストも含め過去度々投稿を試みた。

しかしボツになった時はもちろん、こうして奇跡的に採用された時も萎れてしまう。

という訳で、「ただ聴いてるだけ」のリスナーになって久しい。

でも、本当は参加したい。

「うー、ネタ書きたい~」と、ウズウズしてしまう。

【超常連さん】と呼ばれる人たちを本当に尊敬する。

 どうやったら皆のように、ぽんぽんと浮かんで書けるんだろう?

 

の結論が、私にとってはSNSなのだろう。

ウケ狙いとか考えず思う事をバーッと書けるし、読んでくださった方からのリアクションがもらえればほんのり嬉しい(まだ言葉に自信が持てないので)。

あと。

ラジオに限らずだけど相手(発信者側)の意図が透けて見える場合にも書く手が止まる。

好きなアイドルやミュージシャンなどに関してありがちな、褒め殺し。

Twitterで褒め殺し(とライヴ連戦自慢と妄想)満載なツイートを展開するフォロワーさんたちにウンザリし、アカウントを作り直した事もある。

あの褒め殺しの風潮って、何なんだろうな。

「音的には前のアルバムの方が好み」「こっちでもライヴやってよ!」といった感想や意見も許さない的な。

もちろんdisるのは論外だけど(そもそもdisるぐらいなら二度と聴かないし)、人それぞれ色んな考えがあるし、それを公表したっていいんじゃないの?と思うのだが。

 

で、ちょっと余談を。

エゴサーチをかけるミュージシャンやスタッフもいると聞き、いざ感想となると相変わらず言葉が硬直する私。

苦肉の策として捻り出した褒め言葉は「聴いてます!」。

「アルバム出るんだ!やった~」というツイートしても実際は聴かずに終わったり、買っても1回聴いて中古屋さん行きというケースも多々ある(←こら)。

なので、「愛聴しております!」という意味で。

でもめっちゃ分かりにくいよな、これ・・・orz

しかもアーティスト名を伏せて感想を呟く場合もあるから、余計に。

検索かけるのは熱心なファンも同じで、その中に先ほどの「褒め殺しとライヴ連戦自慢と妄想まみれ」ツイートをする輩も混ざっている。

うっかりと実名出して「○○くん(もしくはバンド名)好きなんですね!」とフォローされようものなら、地獄絵図が目に見えている・・・。

 

そんなこんなで、日々四苦八苦しながら言葉を紡ぐのだった。

長くなってしまった。

 

あ、さらに余談を。

最近旅先で買った本。

 

さいごの毛布 (角川文庫)

 

旅先で読むならへヴィじゃない内容の本を、ということでジャケ買いをしてみた。

これを後に、同じく本好きの母親にも読ませたところ、「主人公、あんたみたいだ」と言われた。

確かに、常に緊張を強いられる人間よりは動植物と触れ合っている方が心安らぐ。

でも、人間の事も好きになりたいのだ。

 

 

 

 

 

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