Love Letter ver.2

アラフィフ間近の発達障害者が綴る、見たまま・感じたままの記録

お母さんじゃなくて

私は長きに渡ってぺたんこ靴派であり、ヒールを履くのは冠婚葬祭の時ぐらい。

しかし最近、ちょっと踵の高いトーニングスニーカーを履いて歩いている。

ダイエットやインナーマッスル(だっけか。よく知らない)を鍛える効果があるらしい。

夜な夜な解毒棒でマッサージを続けているのもあると思うけど、脚が全体的に引き締まり、ポチャ体型の宿命(?)である太ももの擦れが無くなった。

しかし何が嬉しいって、歩く時の背筋がぴん!と伸びるようになった事。

何しろ中学の頃からの猫背。

その原因はひとえに、高身長である。

ずーっと密かにコンプレックスだった。

私の幼なじみは皆小柄で色が白く目もぱっちりで、可愛らしい人ばかり。

一方、色黒かつ残念な顔の作りの上、体が急激に縦にも横にも伸び始めていた私。

当然のように、男の子たちからは女の子扱いされず。

気になる子の

「(背の)ちっちゃい子が好き」

という発言に地味に傷付いたり、少女マンガで主人公が好きな男の子を見上げるシーンにじたじたしたり。

グループの中でひとりずば抜けて長身の自分が恥ずかしく、段々と背を丸めて歩くようになってしまった。

それ以降、ぺたんこ靴一筋。

ヒールのある靴からは完全に遠ざかる事となる。

 

今思うと、酒飲みやさぐれキャラの原点は、へんてこな脳味噌含む容姿のコンプレックスだったんだなあと。

合コンでもモテるのはやはり小柄・色白・ぱっちり目(と、ロングヘアかな)。

蚊帳の外でぐびぐびと煽るうちに酒に強くなり、ほろ酔いの女の子たちを気遣う私を見た男性たちからはお母さん扱いされる始末・・・。

「可愛くなくて悪かったな!けっ」

と思いながら、しれーっとして飲み続けていた記憶がある。

それでも30代になると、ほんのたまーに女として扱われる時があった。

が。

嬉しいよりまず恥ずかしいやら所在無くなるやらで、赤面するわ挙動不審になるわで大わらわ(落ち着け)。

今でも【守られたい】【甘えたい】【可愛くありたい】という願望は持っている。

けれど気になる人がいても、彼の取り巻きの中に小柄で可愛らしい女性を見ると、例の

ズササササー(←後ずさり)

となってしまい、代わって甘えベタで意地っ張りのオンナが現れるオチとなる。

こうしてポロポロ出てくるコンプレックスと向き合いながら先日、またひとつ歳を取ってしまった・・・。

どこが不惑じゃい!とセルフツッコミしつつ。

 

それにしても。

踵の高い靴を履くと、視野が変わって新鮮でいい。

ハイヒールなら完全に170cm超えだけど、もういっかなと。

どっかに

「背が高くても関係ない!」

と言ってくれる奇特な人がきっといる!はず!

ってかへんてこな脳味噌同様、これも持って生まれたものだから。

自分で自分の身体を否定しちゃったらお終いだもんね。

 

そんな高身長のいいところは、似合っちゃう服が比較的多い事とパンツの裾上げが要らない事。

「普段パンツが多いけど、ミモレ丈のスカートも良さそうだな」

と、ファッション誌を眺めてによによする今日この頃である。

ぺたんこじゃない靴も、どんどん挑戦してみたい。

その前に、もちっと身体を引き締めないと。

 

あと、今思った事をひとつ。

いろんな場面で【理想の異性像】を話す機会があるけど、話した理想ぴったりの異性にほんとに出会えるものなんだろうか。

私はずっと【175cm以上必須】としてきたけど、実際気になったり付き合ったのはほぼ同じ身長の人が多かった。

結局のところ

好きになったその人がタイプ

となるんじゃないかなあ、と思うのだけど。

どうなんだろう?